育毛剤には副作用を起こすものがあります。一般には医薬品の指定を受けている育毛剤に見られます。育毛剤を選んだり使ったりするにあたり、副作用について知っておきましょう。万が一何らかの異常があった場合、すぐに中止することができるので、副作用の発症を最小限に抑えることができます。
まず、ミノキシジルという成分には循環器系の異常や、体毛が増加する、といった副作用が確認されています。これは、ミノキシジルには血管を拡張することによって血行が促進されるため、血圧が下がるという作用があるためです。ミノキシジルは従来、高血圧の治療薬として利用されていたため、血圧を下げる力があるのです。低血圧の人や循環器系の疾患を持っている人は、医師や薬剤師に相談してから使用しましょう。その他、頭痛や動機、むくみといった症状もあります。
また、フィナステリドという成分は、男性ホルモンの産生を抑制する働きがあります。フィナステリドはAGA(男性型脱毛症)の原因となるⅡ型5αリダクターゼという酵素を抑制する働きがあり、これによって男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼの作用でDHT(ジヒドロテストステロン)に変換するのを防ぐため、AGAの治療には有効です。しかし、男性ホルモンに対して作用するため、性的機能の低下が起こります。また、胃の不快感や頭痛も報告されていますが、ミノキシジルほど副作用はないとされています。